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部分矯正

部分矯正とは

部分矯正とは、歯列全体ではなく、特定の数本の歯のねじれや部分的な咬み合わせの調整を行う矯正治療です。主に軽度の出っ歯やすきっ歯などの前歯のお悩みに適応しています。
全体的な矯正治療と比較して費用を抑えられるだけでなく、治療期間も3ヶ月〜1ヶ月ほどとなります。(保定期間は除く) やはり最も多いのは、目立つ前歯の矯正をご希望の方です。
部分矯正はどのような症例でも治療可能という訳ではないため、まずは矯正歯科医が診断を行い、その上で治療可能かどうかを決定します。
当院の部分矯正では、インビザラインを用いたマウスピース矯正や目立ちにくいワイヤー矯正装置を用いて治療を行っております。

このような方に部分矯正はおすすめです

    • 前歯の一箇所だけが気になる
    • 軽い出っ歯を治したい
    • 前歯のちょっとしたデコボコを治療したい
    • 前歯のちょっとした隙間を埋めたい、すきっ歯を治したい
    • 治療費を抑えたい、忙しくてなかなか時間が取れない
    • 前歯だけが気になっている
    • 就職や結婚式、海外への転勤など新生活に合わせたい
    • 過去に全体的な矯正を行ったものの後戻りしてきてしまっている
    • 審美歯科やインプラントなどの治療を行う前のスペース確保(補綴前処置としての矯正治療)
    • 少し傾いた前歯を治したい

など、患者様の様々なニーズにお応えできる治療法となっています。
部分矯正は別名「プチ矯正」「小矯正」「限局矯正(LOT)」「MTM(Minor Tooth Movement)」とも呼ばれます。

部分矯正のメリット・デメリット

メリット

  1. 短期間で治療が完了

  2. 部分矯正は、気になる部分にのみ矯正装置を取り付けるため、治療期間が短くなることが多いです。通常、治療期間は6〜8ヶ月程度で、早期に改善が期待できます。ただし、全体の歯並びや咬み合わせを整えることは難しく、ゴール設定には限界があるため、事前にしっかりと確認が必要です。

  3. 費用が抑えられる

  4. 部分矯正は、全体的な矯正治療に比べて装置を付ける範囲が限られているため、治療費用を抑えることができます。装置を取り付ける範囲によって費用が変動するので、治療の目的と結果について十分に理解した上で選択することが重要です。

  5. 違和感や痛みが少ない

  6. 部分矯正では、装置を付ける範囲が少ないため、違和感や痛みに慣れやすい傾向があります。全体矯正に比べて負担が軽く感じることが多いです。

  7. 目立ちにくい

  8. 部分矯正は、装置を限定された範囲に付けるため、全体矯正よりも目立ちにくいことが多いです。透明な装置を使うことで、周囲に気づかれにくく、目立たない治療が可能です。

デメリット

  1. 仕上がりに限界がある

  2. 部分矯正では、全体の咬み合わせや歯並びを調整することができないため、治療の仕上がりに限界があります。理想的な結果を得られるかどうかを理解した上で選択することが重要です。

  3. 歯と歯の間を削ることがある

  4. 凸凹を改善するために、歯と歯の間を微細に削る(ヤスリがけ)ことがある場合があります。しかし、削る量はごくわずかで、痛みや大きな変化を伴うことはありませんので安心してください。

  5. 適応できないケースがある

  6. 著しい歯並びの乱れがある場合、部分矯正は適応できないことがあります。また、無理に部分矯正を行うことで歯並びが悪化することもあるため、治療前に十分な診断が必要です。

特別な日に合わせた矯正治療で美しい笑顔を

結婚式や成人式など特別な日を控えた方には、治療スケジュールを調整し、矯正装置を一時的に外すことができます。その後、患者様のご都合に合わせて治療を再開することができるので、特別な日を気にせずに矯正治療を進められます。

結婚式を控えた方の矯正治療

大切な結婚式当日を、より素敵な笑顔で迎えたい。ブライダルへ向けた矯正治療では、そんな願いを叶えることができます。
矯正治療は、現在では結婚式の身支度のうちの一つとも言えるかもしれません。大切な結婚式だからこそ、それまでにしっかりと歯並びを整えて美しい笑顔で当日を迎えたいと思うのではないでしょうか。 当院では、患者様一人ひとりのご希望を詳しくお伺いした上で、治療期間と予算に応じた最も理想的なプランをご提供しております。また、パートナーと一緒のプランのご用意もございます。

6ヶ月以上余裕があれば矯正治療がおすすめ

最適なブラケットを専門家の視点から選び、気になる歯並びをスピーディーに改善できるように配慮しながら矯正治療を行います。

大切なイベント当日は目立つ矯正装置は一旦取り外し、目立たないマウスピース装置にすることも可能です。また、もしも当日に歯と歯の隙間が目立つなど気になってしまう場合は、仮歯をその日だけ装着するなど、お口元を美しく見せるために最善を尽くします。

イベントを終えたら本格的な矯正治療・保定へ

大切なイベントを終えた後は、矯正治療を再開したり、保定など必要な治療を行ったりします。

患者様の症例によっては本格的な矯正治療を開始することもあります。ここから行う治療では、歯の見た目を美しくし、また、将来もずっと健康によく噛めるように今後を見据えた噛み合わせを作っていきます。 単なる審美治療と当院がご提供する矯正治療の大きな違いがこの点です。単に歯並びを治すだけでなく、噛み合わせのバランスを良くすることで口腔内の健康を保ち、この先の人生をより充実したものにしていただきたいと願っています。

当院では、患者様一人ひとりのご希望やご都合に合わせ、なるべく短い期間で治療できる短期間矯正の治療プランのご提案を行っています。まずはぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

お仕事前の短期間の矯正治療

メラビアンという、アメリカの心理学者が提唱した「メラビアンの法則」をご存知でしょうか?
「メラビアンの法則」とは、人の第一印象というものは初めて会った時の数秒ほどで決まるという概念のことです。そして、第一印象に影響を与えるのは視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%と言われています。このメラビアンの法則を就職活動の面接で考えてみると、「穏やかな口調で笑顔で話している」ということの方が、その人の話の内容以上に面接官に好印象を与えているということになります。
とはいえ、そうとわかっていても歯並びの乱れがコンプレックスとなり、快活に話すことも笑顔を作ることも難しいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは逆に言えば、歯並びがきれいに整った美しいお口元であれば、面接官に対しても自信を持って笑顔で自然体で話すことができる可能性が高いということです。 大学への入学時というのは、実は矯正治療を始める最適なタイミングです。

会社に勤めるとなかなか矯正治療のために通院する時間を確保するのも大変になりますが、比較的時間のある学生時代であれば通院もしやすいです。矯正治療を入学と同時に開始すれば、ほとんどの場合で就職活動を行う頃には治療が終わっています。